好循環を作る

レッツスピーク」で、スキットの役割練習の後にくる"Let's Focus!"では、スキットの中の注目表現を使った不完全な3つの例文を、リスナーが自分で完成させるコーナーです。「この番組の後で繰り返し音読しておきましょう」という講師の岩村さんの台詞で終わることが多いのですが、はてなダイアリーに復習をつけ始めてから、このコーナーの自分なりの取り組み方が見えてきたように思いました。
そのコツは、「(スキット中に出てきたものも含めた)4つの例文を全部覚えようとするのではなく、まず1つの例文を覚えること」です。全部覚えようとすると、1つも覚えられないように思います。しっかり覚えた1つの例文を足がかりに、あとの3つを類推し、少しずつ記憶を復元していく方がずっと効率的だと思うようになりました。
1つの例文をしつこく発音して覚えておくと、外出先で歩いているときなど、口癖のように意識の上に英文が立ち上ってきます。ちょっと口を動かしてそれを言ってみると、意識を満足させることができて、すっきりします。そうすると今度は、「前日に覚えた英文はなんだっけ」と別の問題意識が生まれ、それが思い出せないと、帰ったら見直そう、ということになります。
そう考えると、あのテキストの1日の分量は、全部取り組むには(たぶん今の段階では)多いのだな、と感じました。