移動体としての自分の尺度を変える

日頃歩きそうにないちょっと長い距離、たとえば電車で何駅かの距離を歩いてみると、いつもうんざりしながら歩いている最寄のバス停や駅までの道のりがあっさり踏破できて面白い。
長い距離を歩くときは、どこかのグラウンドのようなところをぐるぐる回ったりするのではなく、街中の一瞬一瞬をユニークな風景として体験しながら、その距離を体に記憶させていくほうが上手くいきそうだ。路線沿いなど、なるべく直線的に歩くのがよいと思う。普段通らない道を歩くのも楽しい。ただし、それが夜だと自分がどこにいるのかわからなくなってこわい。